こんにちは。かこかと申します。
前回までの記事で、Must、Will、Canに分割し、
さらに低次元と高次元で分割できることを説明しました。
そして、低次元と高次元を分ける基準が何かというと、
自分基準と他者基準であることも説明しました。
自分基準だといくらでも限界を作れてしまい、やらない言い訳ができるのに対して、
他者基準を持てれば理由はどうあれ自発的に行動することができるようになります。
可能であればWill、Can、Mustのすべてを網羅した動機づけができればいいのですが、
なかなかそれは難しいと言わざるを得ません。
では、2つまでであればどうでしょうか?
2つずつを掛け合わせてみれば、どういう状態がやる気を出させてくれるのかがわかります。
まず最初はやりたいとやれるです。
自分がやりたいと思っていることがやれるようになると、
それは成長感につながります。
昨日までできなかったことがやれるようになる。
かつ、それが自分の意思でやれるようになれば人は成長感を感じることができるようになります。
私が子供の頃の話ですが、スイミングスクールに通っていました。
1年くらい通ってもまったく泳ぐことができず、
スクールに通うのが苦痛で仕方がありませんでした。
ですがある時、突然泳げるようになったのです。
きっかけが何だったかははっきりと覚えていないのですが、
なんとなくの記憶では、今までいやだと思っていたこと、
できないと思っていたことってなんでできなかったんだろう?
とふと思い、やれると思ってやってみたら泳げた、という感覚だったと思います。
そこからは泳ぐことが楽しくなり、
どんどん泳ぐ距離を伸ばすことができるようになりました。
また、自分から進んで練習回数を増やすようになり、
自分の意思で力を伸ばしたいと思うようにもなりました。
このように、昨日までできなかったことができるようになる喜び、
それを自分の意思で引き出す喜びは成長感につながり、
やる気の源泉の1つとなります。
ここまでを絵にまとめてみます。
毎回小出しにしてすみません。
最後に自己紹介をさせてください。
私はこんな人です。
- 大手企業の生産技術を研究/開発する部署の課長
- 金属切削の生産技術歴 約20年
- 上司と部下の人間関係を中心に仕事のことを書いています
- インドネシア駐在経験あり。インドネシア語検定C級を持ってます
- 高周波焼入れに関する本を書きました
- Twitterもやってます https://twitter.com/kakoka_2019
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