仕事

別に途中で終わってもいいやん

かこか
かこか

こんにちは。かこかと申します。

最近読んだ本の紹介を。

伝説の灘校国語教師の「学問のすすめ」 (PHP文庫)


この本の著者の橋本武さんは灘高校を東大合格者数No.1に押し上げたと言われる
伝説の国語教師です。

サトマイさんの動画で初めて橋本先生の存在を知り、
さっそく著書を読んでみました。
私よりもずっと上手に橋本さんの紹介をされているので
この動画もご覧になると良いと思います。

この先生はスローリーディングと呼ばれる一つの題材を徹底して読み込む授業の
スタイルが有名だそうですが、
私が感銘を受けたのは80歳を超えてから源氏物語の現代語訳を始めた、
というところでした。

80歳と言えばもう人生のゴールが目の前の出来事として見えている年代です。
それなのに、そこから新しい仕事を始めたということがすごいなと思いました。

本人いわく、
別に完成までたどり着かなくてもいいじゃないか
やれるだけやってみよう
というような気持で仕事をスタートされたようですが、
この心持ちは私にとってとても良い刺激になりました。

私も40代後半の年代でして、さすがに人生のゴールはまだ見えていないですが、
サラリーマン人生の終わりを意識するようになって久しいです。

もう新しい出来事もないし、チャンスは若い人に回っていく。
今さら新しいことに挑戦しても時間もないし、
このままふんわりとサラリーマン人生を終えてもいいかな、
という気持ちが無いと言えば嘘になります。

ですが、もしかしたら定年後も何かチャンスがあるかもしれない。
いや、むしろチャンスを残すためには今から準備をしておかないとダメなんだ、
という気持ちを持つことができるようになりました。

サラリーマン人生だけでなく、人生も同じです。
もう先も長くないから、なんて思っていたら意外と長生きするかもしれません。

もし90歳まで生きたとしたら、今の年齢はまだ人生の折り返し点に過ぎません。
後になって
「こんなに生きるんだったらもっと何かを始めておけばよかった」
なんていう後悔をしないように生きないといけない。
何もやらずに死んでいくくらいなら別にやりかけで死んだっていいやん。
と思えるようになりました。

ということで、今さらながら簿記2級を受験しようと思います。
昨日、さっそくテキストを買ってきました。

2年前に簿記3級に合格したのですが、2級はもっと難しくなるのはわかっていたので、
勉強するかどうか躊躇していました。
今さら勉強しても意味ないかも・・・という気持ちもありましたし。

ですが、新しいことを始めるにまず動こう、ということで
実益も兼ねて簿記の勉強を始めたいと思います。

とりあえず2級ですが、ゆくゆくは1級も・・・
どうかな?

かこか
かこか

最後に自己紹介をさせてください。
私はこんな人です。

  • 大手企業の生産技術を研究/開発する部署の課長
  • 金属切削の生産技術歴 約20年
  • 上司と部下の人間関係を中心に仕事のことを書いています
  • インドネシア駐在経験あり。インドネシア語検定C級を持ってます
  • 高周波焼入れに関する本を書きました

自己紹介 はじめまして ご訪問いただきましてありがとうございます。 自己紹介させていただきます。 出...

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