こんにちは。かこかと申します。
ジェネレーションギャップという言葉がありますが、
この言葉が良い意味で使われることはあまり多くない、
というのが私の印象です。
若者の文化や考え方を理解できず昔からのやり方を押し付ける老害、
というような文脈で使われることが多い印象がありますが、
私も40代後半の年齢になり、それなりに長く会社で働いていると
ジェネレーションギャップを意識せざるを得なくなる時があります。
ただ、若い人の新鮮な考え方を尊重してあげることが必要であるのは理解しているつもりですが、
すべてをそこに合わせてしまうのは違いますよね。
言葉で言うのは簡単ではありますが、
若さと老練さの融合が大事だと思います。
若い人から提案があると、経験がある人ほどその未熟さに目がいってしまいます。
ゆえに提案の良し悪しを検討するにあたって否定から入ってしまうことが多くなります。
確かに未熟さもあるでしょうけど、そこに新しいアイデアや感性が眠っているかどうかを判断できることこそが、多くの経験を経て醸成される老練さの良いところでもあります。
若い人が言っていることが生意気だと感じたり、未熟さを感じることもあると思いますが、
それをいかにうまく成果に結びつけてあげられるかを考えられるおじさんになりたいですし、
昔からこうだった、黙って同じようにやればいい、という嫌な流れを自分の代で断ち切るんだという覚悟を持ちたいと思います。
そして若い人も、わからずやの老害、などと上司や先輩社員にレッテルを貼るのではなく、
その人たちが持っている経験や知識を尊重してあげる姿勢を持ってもらいたいと思います。
お互いがお互いの世代に対して理解をしようとする姿勢を持つことができれば、
そして、そういう人が集まっている組織は本当に強い組織になると思います。
最後に自己紹介をさせてください。
私はこんな人です。
- 大手企業の生産技術を研究/開発する部署の課長
- 金属切削の生産技術歴 約20年
- 上司と部下の人間関係を中心に仕事のことを書いています
- 海外駐在経験あり
- 高周波焼入れに関する本を書きました
- Xもやってます https://twitter.com/kakoka_2019
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