こんにちは。かこかと申します。
最近よく、若者が管理職になりたがらないという話を聞きます。
私自身も若いころから特に管理職になりたいと思ったことはないのですが、
そこにいかないと年を取ってから会社の中で自分の居場所を確保するのが難しくなると思ったので、
声がかかった時は少しホッとした記憶もあります。
管理職になりたくない理由はいろいろあるようですが、
管理職を何年かやった立場から言わせてもらうと
やってもいないのに何がわかるのか?
ということです。
自分の信念として管理職にならずに何か他のことを目指すのであれば
それは尊重されるべきですが、
そうではなくて管理職ってこういうものでしょ?と推測で語る人がけっこういるので、
そういう人の話を聞くといつも困惑してしまいます。
というのも、それらの管理職に対するイメージが間違っているわけではないんだけど、
すごく一面的な見方しかしていないからです。
狭い視点でしか見ることができていないにも関わず、
管理職はこうあるべき
そんなことができないなら管理職として失格
というような批判的な意見を見聞きすると辟易としてしまいます。
そういう人に
いや、そうじゃないんだよ
ということを説明しようとしても、頑なに認めようとしなかったりします。
自分がやったうえで言うのであればいいのですが、
やったこともないのにそういうことを言うのはなんなんだ?
と思ってしまいます。
確かに管理職は一般職と違う大変さがありますが、
逆に一般職と違う楽しさのようなものもあります。
私がやっている課長レベルではそれほど大きくないものの、
予算配分や活動方針の策定などの権限もありますし、
人が育つのを見守る楽しみというものもあります。
絶対的な正解がなく、人によって答えが変わるという難しさがあるものの、
組織を切り盛りする楽しさは管理職の醍醐味であり、一般職にはないものです。
文句を言ったり食わず嫌いをするよりも、まずは一回やってみることをお勧めします。
やっぱり想像通りイヤだなと思うなら、その時に辞退すればいいだけですから。
最後に自己紹介をさせてください。
私はこんな人です。
- 大手企業の生産技術を研究/開発する部署の課長
- 金属切削の生産技術歴 約20年
- 上司と部下の人間関係を中心に仕事のことを書いています
- 海外駐在経験あり
- 高周波焼入れに関する本を書きました
- Xもやってます https://twitter.com/kakoka_2019
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