こんにちは。かこかと申します。
マネジメントスタイルの数は管理職の数だけ存在する、
と言ってもいいほど様々で、絶対的な正解はないと思います。
とはいえ、あの人のやり方ってちょっとおかしいんじゃない?
と思ってしまうことはあります。
同僚の管理職で
「俺は部下には何も言わない。
自分から気づくのを待つし、気づかないやつは評価しない」
というようなことを言っている人がいました。
大人であり、社会人であるんだから自律してほしい、
そして、誰かに言われなくてもそのための努力をすべきである、
というようなことを言いたかったのだろうなと推測します。
これも一つのマネジメントスタイルなのかもしれません。
うーん、どうなんだろうと私なんかは思ってしまいますが、
私はこの話を聞いた時に古田敦也さんの話を思い出しました。
この動画の1時間27秒あたりに出てくる話ですが、
監督としては自律してほしいと思うし、何も言わなくても自分で考えてやってほしいと思う。
プロであればそれは当然だろうと。
だけど、それは自分の思いあがりであり、
指示を与えてあげた方が力を発揮する選手も多いということが現実であることを知るべきである。
選手の能力を高めることが監督の仕事である以上は選手の特性を見極めて指導の仕方を変える必要がある、ということでした。
プロなんだから自律していて当たり前、監督は選手の成長を見守るために機会を与えていればいい、という風に思っていたのでしょうけど、それが思い上がりだったということですね。
サラリーマンとは比べ物にならないくらいの激しい競争にさらされているプロ野球選手ですらこのような状況なんです。
私の周りにも部下に自律してほしいから何も言わない、部下の自主性に期待する、
ということを公言している人はけっこういますが、
そういう人にはこの動画をぜひ見てもらって、自分のやり方が本当にそれでいいのか、
考察を加えてもらいたいなと思いました。
最後に自己紹介をさせてください。
私はこんな人です。
- 大手企業の生産技術を研究/開発する部署の課長
- 金属切削の生産技術歴 約20年
- 上司と部下の人間関係を中心に仕事のことを書いています
- 海外駐在経験あり
- 高周波焼入れに関する本を書きました
- Xもやってます https://twitter.com/kakoka_2019
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