こんにちは。かこかと申します。
これまでやる気の源泉として成長感、貢献感の2つを紹介しました。
今までできなかったことができるようになるという成長感、
誰かの役に立つ、喜んでもらうという貢献感。
ここまででも十分やる気の源泉にはなるのですが、
一番大事なのは今回説明する制御感だと私は思っています。
自分の「やりたい」という気持ちと、
組織からの期待としての「やるべき」という状態が掛け合った時に感じるのが
この制御感です。
自分で決めて動かすことができ、かつ、それが周囲にも影響を及ぼすことができると
おのずと自分でコントロール、つまり制御できているという感覚が生まれてきて、
それがやる気につながります。
ここまでの説明を絵にまとめます。
これでやる気ピラミッドの完成です。
成長感と貢献感、それから制御感の3つが揃えばやる気MAXでしょうし、
3つじゃなくても2つでもいいですし、1つでも十分やる気につながると思います。
あとは個人個人の相性というものもあります。
成長感がなくても貢献感だけでも頑張れる人もいるでしょうし、
制御感がないとまったく頑張れない人もいるでしょう。
それと、これら3つの感覚はそれぞれ組み合わせを変えることもできると思います。
たとえば自分がやれると思う感覚と、やるべきという感覚が制御感につながる、
とも言えると思います。
いずれにせよ、やりたい、やるべき、やれるという状態と、
制御感、貢献感、成長感の3つの感覚でやる気を分解できると思います。
自分の近くにいるやる気がありそうに見える人をこれらの基準で分析してみると、
この人のやる気の源泉が何であるのか、というのが見えてくると思いますし、
やる気がなさそうに見える人にはどの感覚が足りないのかを考えることができると思います。
ぜひこのやる気ピラミッドを使ってほしいですし、
もしご意見があればコメントで聞かせてもらえるとありがたいです。
最後に自己紹介をさせてください。
私はこんな人です。
- 大手企業の生産技術を研究/開発する部署の課長
- 金属切削の生産技術歴 約20年
- 上司と部下の人間関係を中心に仕事のことを書いています
- インドネシア駐在経験あり。インドネシア語検定C級を持ってます
- 高周波焼入れに関する本を書きました
- Twitterもやってます https://twitter.com/kakoka_2019
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