こんにちは。かこかと申します。
今回もやる気シリーズです。
これまでの記事もリンクを貼っておきます。
今回は「やれる」 Can です。
やれるというのは自信につながりますので、意欲に直結しやすいですね。
ポジティブな言葉ですが、これも2つに分解してみたいと思います。
「やれる」は技能と経験に分解できます。
技能というのは、教えられたり学ぶことによってできるようになることです。
いわゆるスキルというのもこの部類に入るのかもしれません。
一方で経験というのは、技能を使って何かをすることによって得られるノウハウと言えると思います。
何かしらの設備を操作する時に例えると、このボタンを押せばこの設備がどう動くか、とか、どういう場合にこのボタンを押せば良いか、ということを知っている。
つまり、指導やルールに基づいて何かしらの行動ができるという状態が技能。
次に経験とは、このボタンを押せばどういう結果が導かれるのかがわかっている、あるいはこのボタンを押すか押さないかの判断ができる、もっと言えばこのボタンを押す以外にも選択肢がある、というようなことを判断できる状態が経験と言えるでしょう。
元プロ野球選手の里崎智也さんが
「止まっているボールの打ち方を教えることはできるけど、動いている球を打つのはタイミングの問題だから教えることができない」
ということを言っていましたが、まさに
止まっているボールを打つのが技能、
動いている球を打つのが経験
と置き換えることができると思います。
経験とは俗に言う「センス」によっては比較的簡単に身に付けられることもあるかもしれまえせん。
割とすんなり覚える人もいれば、なかなか身に付かない人がいるのも事実ですが、
センスは技能という練習を繰り返すことによって身に付けることができるのもまた事実です。
というか、技能を繰り返して身に付けた経験は再現性が高くなるので、
長く効果を持たせ続けることができるのは後者の方かもしれません。
技能のレベルにいる間は与えられた任務をこなすだけだと思いますが、
経験として発展的な行動につなげることができればそれは他者にも影響を
与えられるようになります。
ここまでの3つの要素を絵にまとめておきます。
これで
「やりたい Want」
「やるべき Must」
「やれる Can」
をそれぞれの頂点とした三角形ができあがりました。
かつ、それぞれの要素を低いレベルと高いレベルの2つに分解しました。
次回以降でさらにこのピラミッドに手を加えていきたいと思います。
最後に自己紹介をさせてください。
私はこんな人です。
- 大手企業の生産技術を研究/開発する部署の課長
- 金属切削の生産技術歴 約20年
- 上司と部下の人間関係を中心に仕事のことを書いています
- インドネシア駐在経験あり。インドネシア語検定C級を持ってます
- 高周波焼入れに関する本を書きました
- Twitterもやってます https://twitter.com/kakoka_2019
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