仕事

やる気を生み出す3つの状態 「やるべき」

かこか
かこか

こんにちは。かこかと申します。

前回に続いてやる気の源泉というか、やる気の構造について考察していきたいと思います。
前回の分(やりたい)のリンクを貼っておきます。

やる気を生み出す3つの状態 「やりたい」 昨日は同僚と飲みに行っていたので更新できませんでした。 まあ、こんな感じでゆる~く継続していきたいと思います。 今回は前...

今回は「やるべき」 Mustについてです。

やるべき、っていうとなんかもうこの時点でやらされてる感が出てきてしまって
良い気持ちにはならない言葉かもしれませんね。

ですが、これも例に倣って高いレベルと低いレベルの2つに分解してみましょう。

「やるべき」は義務覚悟に分けられます。

義務というのは言われたことやルールを守るためにやる仕事を指します。

学生時代に勉強をしなさいと言われたことは多くの人が経験しているでしょうし、
納得していないのに必要だからと言われてイヤイヤやる仕事もありますよね。

これが一番やる気を削がれる状態だと言ってもいいかもしれません。

たまに「サラリーマンだから仕方がない」というセリフを言う人がいます。
私もサラリーマンなので気持ちはよくわかりますが、
これなんかは義務の部分にしか目を向けられていない低いレベルの状態ですよね。

一方の覚悟ですが、これをやらねば大きな損害が出るとか、
良い未来につながらないというような危機感を持った状態を指します。

納得できていなかったとしてもやるしかないという心境です。責任という言葉に置き換えても良いかもしれません。

責任が伴う立場になれば、納得していなくてもやらないといけないことが多いです。
また、文句を言ったところですべて自分に返ってくるので、言っても仕方がなかったりしますので、
覚悟を持って取り組むしかなくなるわけです。

たとえば、受験勉強で考えると、勉強を義務と考える人は
「それをやって何の意味があるのか?」
という風に捉え、やらなくても良い理由を考えます。

下手をすれば
自分が教科書の内容を理解できないのは先生の責任だ
仕事を探すのは自分の仕事ではなく上司の責任であるべきだ
といったような義務を与える側の問題であると考える人もいます。

ですが、それをやらない場合にどういう不利益を被るかということを自分で認識できていれば、
たとえ学校の勉強であってもそれを義務であると感じる割合は低くなるはずですし、
覚悟を持って多くの犠牲を払って勉強をしようとするはずです。
成果を出さないと会社に貢献できない、そうじゃないとお金をもらえないと思えば、
覚悟を持って仕事にも取り組むこともできるでしょう。

「やるべき」というとどうしても強制的な感じになってしまいますが、
それでもこの中にも自分基準と他者基準があることがわかります。

ここまでの説明を表す絵を載せておきますね。
少しずつ絵が出来上がっていくのが楽しかったりもします。

次回は「やれる」について考察してみたいと思います。

かこか
かこか

最後に自己紹介をさせてください。
私はこんな人です。

  • 大手企業の生産技術を研究/開発する部署の課長
  • 金属切削の生産技術歴 約20年
  • 上司と部下の人間関係を中心に仕事のことを書いています
  • インドネシア駐在経験あり。インドネシア語検定C級を持ってます
  • 高周波焼入れに関する本を書きました

自己紹介 はじめまして ご訪問いただきましてありがとうございます。 自己紹介させていただきます。 出...

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